ある夏の日・・・ [車]
またまたすっかりご無沙汰をしてしまいまして(^^;
毎日ノラリクラリと生きておりますが、気が付けばもう9月。今年も2/3が終わってしまったことになります・・・。
まさに光陰矢の如し・・・ですね。
さてさて。そんなある夏の日の昼下がり
ジリジリと照りつける太陽の下
いつものようにロックを解除し330に乗り込み、
いつものように短いクランキングで目を覚ますM54は今日も絶好調。
いつものように数分のアイドリングののちシフトをDレンジに入れソロソロと我が家の駐車場を後にしました。
ただ・・・
いつもと違うコトがひとつだけ・・・
330とのドライブはこれが最後だということです。
努めて平静を装いながらも、330と過ごした9年半のことが次々と浮かんでは消えてゆきます。
330との初対面は2月のよく晴れた寒い日でした。真っ青な空の下のアルピンホワイトの330の姿は昨日のことの
ように記憶の中にあります。
スペック的には至って平凡ですが、低回転からトルクフルで上までキレイに回るエンジンと懐の深い操作性は、
まさにE46らしさということなのかもしれません。
いつも目に入っていた大小4つのメーターリングも、カーボン調のパネルも、いつも触れていた太目のハンドル
も、馴染み深いシフトノブもこれが最後です。
決して多くない私の車歴の中で5代目となった330はまさに人生の過渡期を共に過ごした相棒でした。
思えば、自分の結婚式の朝式場へ向かったのも、子供たちが生まれたとき病院から自宅へ連れて帰ったのも、
入園式や七五三の折、緊張する我々家族を会場まで連れて行ってくれたのもこの330でした。
いうなれば、この330は我が家の歴史なのです。乗り換えることを6歳の娘に話したところ、彼女は淋しいと
泣いてくれました。330は私だけでなく家族にもこれほどまでに愛されていたんです。
そんなことをボーと思っているうちに目的地到着となりました。万感の思いを込めギアをPレンジに入れ、
サイドブレーキを引き、エンジンを切り最後にゆっくり室内をグルッと一周と眺めてから330のドアを開けま
した。気を抜くと泣いてしまいそうなので(笑)淡々と事務的に手続きを済ませ、その場をあとにしました。
今までは置いてくる車への思いよりも新しい車への思いが大きく、納車後は悲しみや淋しさもどこへやら
だったのですが、今回はなかなかそんな感じにはなりませんでした。それは330がとてもいい車だったことに
加え、私が歳をとったということなのかもしれません。
縁あって2007年2月から9年半を共にした、このE46 330i Mスポーツは私にとってとても思い出深い1台となりました。
この個体は本当に壊れなくて手のかからない車だったのも長く乗れた大きな要因だった思います。
また、この330を通じてたくさんの方とお会いすることができました。そして今では車を離れたところでも親しく
させていただいています。まさにこの330が導いてくれた縁なんですね。あらためてE46 330iに感謝したいと思い
ます。本当にどうもありがとう!!
と、いうことで、次なる愛車は・・・
《次回に続きます》
毎日ノラリクラリと生きておりますが、気が付けばもう9月。今年も2/3が終わってしまったことになります・・・。
まさに光陰矢の如し・・・ですね。
さてさて。そんなある夏の日の昼下がり
ジリジリと照りつける太陽の下
いつものようにロックを解除し330に乗り込み、
いつものように短いクランキングで目を覚ますM54は今日も絶好調。
いつものように数分のアイドリングののちシフトをDレンジに入れソロソロと我が家の駐車場を後にしました。
ただ・・・
いつもと違うコトがひとつだけ・・・
330とのドライブはこれが最後だということです。
努めて平静を装いながらも、330と過ごした9年半のことが次々と浮かんでは消えてゆきます。
330との初対面は2月のよく晴れた寒い日でした。真っ青な空の下のアルピンホワイトの330の姿は昨日のことの
ように記憶の中にあります。
スペック的には至って平凡ですが、低回転からトルクフルで上までキレイに回るエンジンと懐の深い操作性は、
まさにE46らしさということなのかもしれません。
いつも目に入っていた大小4つのメーターリングも、カーボン調のパネルも、いつも触れていた太目のハンドル
も、馴染み深いシフトノブもこれが最後です。
決して多くない私の車歴の中で5代目となった330はまさに人生の過渡期を共に過ごした相棒でした。
思えば、自分の結婚式の朝式場へ向かったのも、子供たちが生まれたとき病院から自宅へ連れて帰ったのも、
入園式や七五三の折、緊張する我々家族を会場まで連れて行ってくれたのもこの330でした。
いうなれば、この330は我が家の歴史なのです。乗り換えることを6歳の娘に話したところ、彼女は淋しいと
泣いてくれました。330は私だけでなく家族にもこれほどまでに愛されていたんです。
そんなことをボーと思っているうちに目的地到着となりました。万感の思いを込めギアをPレンジに入れ、
サイドブレーキを引き、エンジンを切り最後にゆっくり室内をグルッと一周と眺めてから330のドアを開けま
した。気を抜くと泣いてしまいそうなので(笑)淡々と事務的に手続きを済ませ、その場をあとにしました。
今までは置いてくる車への思いよりも新しい車への思いが大きく、納車後は悲しみや淋しさもどこへやら
だったのですが、今回はなかなかそんな感じにはなりませんでした。それは330がとてもいい車だったことに
加え、私が歳をとったということなのかもしれません。
縁あって2007年2月から9年半を共にした、このE46 330i Mスポーツは私にとってとても思い出深い1台となりました。
この個体は本当に壊れなくて手のかからない車だったのも長く乗れた大きな要因だった思います。
また、この330を通じてたくさんの方とお会いすることができました。そして今では車を離れたところでも親しく
させていただいています。まさにこの330が導いてくれた縁なんですね。あらためてE46 330iに感謝したいと思い
ます。本当にどうもありがとう!!
と、いうことで、次なる愛車は・・・
《次回に続きます》
2016-09-02 22:53
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コメント(2)
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こんにちは!
久し振りの週末三重ですww
ついに公開かと思いきや、お別れ版のみでしたかぁ (^^;;
前期後期の違いはあれど、同じ330ということもあり知り合えたことでも想い出深い個体でした。 私も非常に寂しい限りですが、次なる想い出を沢山作られることでしょうね。
会を脱会しない所が、やはりzdm1929さんですね ♪( ´▽`)
11月にお待ちしておりますww
by sako (2016-09-03 11:20)
sakoさん、こんばんは(^^)
コメント&ナイスありがとうございます。
そういっていただけるとうれしいです!
と、言ってもある意味よりsakoさんの330に近づいたフシもありますが(笑)
よって、まだまだ脱会しませんよ~!!
by zdm1929 (2016-09-04 00:53)